スキンを作成するスキルがなかった頃からのシムで、かなりの古参シムですが、顔は今の自作スキンに置き換わっています。
二人は独身からスタートし、友雅さんがプロポーズして今では家族、仲良く暮らしています。
***
元スーパースターだった友雅さんと、家計のために出稼ぎ来た頼久さん。
ステージで夢の競演です。
「友雅殿と同じ舞台に立てるとは、夢のようです…!」
「ふふ、ナマ脚がとても刺激的だね、頼久」
スター活動も魅力的ですが、
家に帰ればもっと魅力的なことが待っています。
最近、二人は『魔法』なるものに夢中です。
「おお!今度はなんでしょう?!」
「……よ、頼久…!!それは…!」
ラブラブ・フラッ〜〜シュ!!
察しがいい友雅さんはすぐに気がついたようです。
形からして、なんだか如何わしそうな魔法なことに。
しかしそんなことなど、これからその暢気に風呂に浸かっている人物が起す行動に比べれば、小さきこと。
キス魔、有川です。
キス魔有川は、キスが大好き。
お客さんに招くと、いつの間にか決って誰かが有川の手に落ちているという…。
源(九郎義経)家では天真君が、
そして、恋多き男。
「お前、可愛いな」
でも、されるのは嫌いらしい。
そんなわけで、橘家でも被害勃発。
所構わず襲い掛かってきます。
せめて影でやって欲しいものですが、わざわざ人の目があるところでやりたがるのでタチが悪い。
庭で洗濯物を干していると、さっそく頼久さんが襲われました。
友雅さん、泣いています…。
でも、まだやっちゃう有川。
「泣くなよ…。ただのキスだろ?こっちの世界じゃ挨拶なんだぜ」
「有川くん。」
にっこり笑顔の友雅殿。顔が怖いです。
攻撃をいただいてしまいました。
今度は有川が泣かされてしまいました。
「……悪かったよ」
「本当に分ったのか?」
全然分っていないようです。
今度は脱衣所で頼久さんにちゅうを仕掛けてきます。
「!!!」
「…おい」
「と、友雅殿…お嘆きにならないでください…」
頼久さんは、そのままお風呂場に行ってしまいました。
「有川ーーー!!」
「うお!?いきなり何すんだよ!!」
頼久さんがいなくなったところで攻撃開始。
「風呂まで一緒に入るつもりだったのか?!」
「何言ってんだよ、男同士なんだぜ?問題ないだろ?」
「お・お・あ・り・だ!!そもそもなぜ接吻をする?!いい加減にしろ!」
「ただのスキンシップだって。あんま小さいこと気にすんなよ。禿げるぜ?」
「………………」
友サマの負けー。
もう言葉を失っています。
何を言っても無駄なようです。
有川のせいでステータス真っ赤っかな友サマ。
怒りで血管切れそうです。血圧上がります。体に悪いです。
ちょっと落ち着かなくてはなりません。
そんなときは魔法の出番。
その頃の有川。
お風呂上りの頼久さんを襲撃中。
そして友雅さん。
ユン○ル…もとい、『魔法のムード』で気分スッキリ。
これをかけると気持ちよ〜くなるんです。
「ふぅ…。私としたことが、子供相手に向きになってしまった。大人気ないな。」
冷静な自分を取り戻します。
「ん………、なんかだもよおしてきたな…」
ユン○ルの副作用か、小便がしたくなり厠へ向かうと
「あ、悪ぃ。すぐ出るからさ」
有川、『大』中。
「………………」
「さっさと屋敷から追い出しなさい!」
再び気分を悪くした友雅さんは、頼久さんに八つ当たりです。
「申し訳ありません友雅殿…。厠、臭いますよね。」
「鼻が曲がるよ。野宿と聞いたが、いったい何を食べてるのだろうね……って『臭い』のことではないよ!」
ああだこうだと、
頼久さんに散々文句をぶつけます。
また血圧があがります。
かと思えば、
ちゅう。
「友雅殿?」
またちゅう。
「んーーーーっ」
友雅殿は………
相当溜まっておいででした。
寂しくて頼久さんに話しかけようとするたび、有川に邪魔をされてきた友雅殿。
とにかく、構って欲しい!!!
寂しさピークなんです。
***
そろそろ悪臭も薄れただろう、と、頼久さんが厠へ向かうと有川登場。
また襲われました。
欲求不満の友雅殿は、予めラブラブフラッシュで洗脳しておいた頼忠さんに手を出してました。
「頼久〜」
「ん〜翡翠殿〜
」
「!!!」
「私はこちらですよ!!お間違えにならないで下さい!」
「なっ!!頼久が二人いる?!」
「友雅殿!!」
「冗談だよ…」
悪戯が過ぎた友雅さんは(頼久の目の前でするから)、罰として畑の世話を1人でやらされています。
頼久さんは一足先にご就寝。
「翡翠殿!!」
畑仕事中に、今度は頼忠さんに襲われました。
まだ洗脳されているようです。
ラブラブフラッシュの威力、すごいです。
ふらふらと翡翠さん登場。
畑を耕し始めました。
さっく、さっく
「…………!!!」
「申し訳ありません…!お姿が似ておられたので間違えてしまいました…!!」
「翡翠に飽きたらいつでもおいで、といいたいところだが……、私も頼久に怒られたばかりだからね…」
さっく、さっく
「ふ〜ん…」
さっく、さっく
畑を耕し続ける翡翠さん。
「聞き捨てならない言葉が聞えた気がするが?『飽きる』?」
「このカラダに?」とばかりに、ご自慢の体躯と伝家の宝刀を見せ付ける翡翠さん。
「『宝刀』ならしまっとけ!!」