chapter8: 白龍の神子 -後篇-

望美が居ない間、頼ズは、池で泳いだり

台所を水浸しにしたり…

ちゅーしたり…

バイトから帰ってきた望美ちゃん。
頼ズを放置したまま、ご就寝。

頼久は「警護」と称して夜通し起き続け、朝風呂に浸かり…

そんな頃に将臣起床。
「ふぁ…、よく寝た」
「で、昨日、玄関前でうろついていた男たちはなんだったんだ?望美のダチか?」

将臣くんが後ろを向いている間に…

頼久やっとこご就寝。
友雅によって着用を義務付けられた、怪しげなコスプレ衣装は将臣くんには見られてはいないようだ。
安殿の息を漏らす。

しかし、テントからワンコ耳がはみ出ている……。

望美ちゃん起床。
朝ごはん、ではなく、もう昼になっていたので
昼食です。
「おっす、ずいぶん寝坊だな」
「あはは;」
「だがな望美、その水着はいけてないぜ」
「…っ!ご婦人に対して些か失礼な物言いでは無いか?」
「誰…こいつ?」
「うん、そうなの聞いてよ将臣君!すごいの!この頼忠さんも将臣君と同じ天の青龍で八葉なんだよ!」
「八葉って、八人いるから八葉じゃないのかよ。」
「それがね、私達が飛ばされた時代の100年前の八葉なんだって!」
「…お前、それって…」
「なんだか時空がめちゃくちゃになっているみたい。200年前の八葉や神子も居るんだよ。会ったもの。」

頼忠の褌の切れ込みが……。
尻全開。
乙女に背後は見せられぬ……望美ちゃんの手前の席に着席したのはそのためか。

話しながら食事をしていると、頼久さん起床。
遅れて食事の席に着きます。
「将臣君、この人が頼久さん。200年まえの天の青龍の八葉なんだよ」
「………えれぇ大昔だな……」
「……みんな顔の造型が一緒…だよね…。このポジションから見ると、なんだか壮観だよ。」