chapter11: サバイバル -前篇-
「ここはどこだ…?」
望美の時空移動に巻き込まれ
とんだところに流されてしまった有川将臣XX歳。
「源氏と平氏が戦ってたあの世界じゃなさそうだな。」
けれど将臣くんは順応早そうです。
寄せ集めでも、なんとか住めるようになってきた将臣宅。
しかし、謎のバニーさんが大量に出現中。
この墓場から、毎日夜1〜3体ずつ出没しています。
こんなぬり壁状態のもいる………。
わらわらわら
寄ってきては、食事中でも構わずテーブルを拭いています。
「……………」
食事に雑巾が入っちゃってます。
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食材ゲットのため、魚釣り。
釣れました。
けれど心優しいアニキは魚を逃がしてあげました。
今夜も木の実で飢えを凌ぎます。
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朝
起床。
朝っぱらから、先日望美宅で知り合った頼忠さんが来ています。
「これではいささか食べ難いな…」
「気にすんな」
沢山のバニーさんに顔を顰める頼忠さん。
夜になると・・・
また、一体、二体と墓場から出現するバニーさんとお姉さん。
バニーさん、将臣くんの寝込みを襲おうとしています。
「ん………」
貞操の危機です。
朝になりました。
「たのむ…もう勘弁してくれ……」
「マジで怖ぇーよ…」