chapter5: 悪ラムの悪戯 -前篇-
友雅と頼久が来ています(前回から来訪したまま)。
アクラム。
客をもてなすどころか、お構い無しで自分の分しか食事を作りません。
目を放した隙に頼久がドーピングポットを…!
これを使うと全回復しちゃってみんな何もしなくなるのよね…。
頼久は飲み物好きなので、自販機など何か飲み物媒体があると、すぐ飛びつくのです。
このポット、よく見るとZバッファがおかしいですね。このページの更新作業をしている今気づきました。
お使いの方いたら、申し訳ないことです。無責任なことですが修正する気力はもうありません。
そして再びアクラム。
ムカついたので拳を振るってみる。
「ふん、悔しいか」
つーん
「天の青龍よ、ちとこちらに来い」
ドーピングポットの前でボーっと立っていた頼久を呼び寄せます。
「むふふふふふ」
さわさわ。
地の白虎に見せ付けるように頼久に悪戯する悪ラム。
「な、何をする!?」
「…………!!!」
「…………」
ばちこん!
「アウチ!!」
強烈なパンチが飛ぶ。
頼久、どこへ行くの…
ジャーーーー こぽこぽこぽ…
ま、また…。
「やけに喉が渇くな」
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妖術(悪さ)の材料に蜂蜜が必要なのである!
ふん…取れたのは蜜蝋か…。
ジャーーーーー こぽこぽこぽ
ドーピングティーを飲み続ける頼久。
「かなり飲んだように思うが、なぜ小便をしたくはならないのだろう。不思議だ…」
ふふふ…やっと収穫できたわ。
完成だ(術が)。
さっそく呪文の効果を古文書で調べて見る。
『プロポーズ』
……。……つかえぬ。
今度こそ!
後篇へ続く。